命術の中で抜群の的中率を誇るのが、「四柱推命(しちゅうすいめい)」です。
この占術は、生年月日時を、年柱・月柱・日柱・時柱の四本の柱に変換して、それらから宿命を推しはかります。日本には江戸時代に伝わりました。
中国では、「占術の王」とされ、「八字(はちじ)」または、「子平(しへい)」と呼ばれます。生年月日と出生時間を、十干十二支に変換すると、八つの文字になるところから「八字」といいます。
先天運・後天運をはじめ、性格、価値観、能力、事業、健康、家族運など人生の様々な面についての宿命を知ることができます。
台湾や香港では赤ちゃんが誕生したら真っ先にこの占いをしてもらう親も多いと聞きます。
唐代に創られ、宋、明、清代に盛んになりました。
中国は戦乱の時代が多く、「吉即利、凶即失」吉に赴けば利益を得られ、凶に赴けば失なう、吉地に赴けば生き、凶地に赴けば即死という選択を迫られました。
このような厳しい環境の中、「趨吉避凶(すうきちひきょう)」の思想から生まれた占術といえるでしょう。
これを用いれば一生の貴賎、吉凶、寿夭、貧富、成敗を判断することができます。
中国本来の「八字」の占断法は、吉凶判断に優れている点が特徴です。
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中国の古代文化の秘術を包括して、命(めい)・卜(ぼく)・相(そう)・山(さん)・医(い)の五つ部門に分けることができます。これらを五術と言います。

命術(めいじゅつ)・・・個人の宿命を割り出す術のことを総称して「命術」といいます。その人の生年月日時から生まれつきの傾向性を知ることができます。四柱推命(八字)、紫微斗数、果老星宗、七政七餘、星平會海など。

卜術(ぼくじゅつ)・・・ある物事について“神意”を尋ねる占いを総称して「卜術」といいます。卜は、亀の甲羅を炙ってできたひび割れのこと。ある時間・象意・方位を根拠にして占います。亀卜、断易、太乙、六壬、奇門遁甲、占夢、測字など。

相術(そうじゅつ)・・・目で見える姿や形から、良し悪しを判断する術のことを総称して「相術」といいます。面相、手相、骨相、風水、印相、名相など。

山術(さんじゅつ)・・・山に入ってする修練を必要とする術のこと全般を指します。仙術、道術、静座、瞑想、内功、符呪、霊術、拳法などを含みます。

医術(いじゅつ)・・・病を治し、病を予防する術をいいます。薬草、方剤、鍼灸、按摩、導引、養生法を含む医術全般を指します。